メールマーケティングの効果を高めるために、日々顧客の反応などをチェックする効果測定は欠かせません。効果測定で見る指標は様々なものがあり、まず顧客に向けて発信したメールが実際に開封されたかどうかを確認できる「開封率」があります。一般的に15~20パーセントが平均的な開封率と言われているため、15パーセントを下回る場合はメールのタイトルや見出しを改善する必要性があります。次に本文の商品リンクなど押した「クリック数」は、全体の1割程度が平均的な数値なので、低い場合はメールマーケティングの本文でうまく誘導できていないので、構成や内容の改善が求められます。

実際に商品の購入や申し込みがどれくらいあったか確認できるのが「コンバージョン率」で、この数値が低い場合は顧客に商品が売れていないので、メールマーケティング内のリンク先がよくなかったり、顧客層がターゲットとして合っていない可能性が考えられます。メールマーケティングを行なっていると必ず顧客が離脱してしまう「購読解除率」が気になりますが、一般的に配信する度に0.25~1パーセント程が購読解除すると言われています。数値が高い場合は、配信頻度が多かったり、顧客にとって有益または適切な情報提供ができていないことが挙げられます。また顧客がメールアドレス変更などで、メールが届かなかった「エラーメール率」も顧客管理や業務効率化のために定期的に整理することを心がけるのもメールマーケティングでは大切です。